住宅ローンの利息について

住宅ローンは他の個人向けローンと比べ、一般的に借入れ金額が大きく、返済期間も長いため、金利のわずかな違いによって支払う利息が大きく異なります。

基本的には利息は借入金額×金利×借入期間で計算されます。
しかし、例えば3,000万円を金利1.8%で35年ローンでの借入をしたからといって、3,000万×0.018×35年=1,890万円が利息となるわけではありません。
実際には返済を続けていくことにより、借入した金額の残高は徐々に減少していくため、総支払利息はもう少し少なくなります。
この計算方法は複利計算と呼ばれ、手で計算するのは少し困難です。

そのため、総支払利息を計算する場合は、インターネット上の住宅ローンシミュレーションなどを使うと良いでしょう。
上記の例の場合、総支払利息はおよそ1,046万円程度となります。

それでは、金利が変わるとどの程度支払利息が変わるのでしょうか。

例えば、3,000万円 35年ローンの場合、金利が変わると以下のように総支払利息が変動します。
金利1.0% 557万円
金利2.0% 1,174万円
金利3.0% 1,850万円

このように金利が1%上がると倍以上も支払利息は増えてしまいます。
支払利息を少しでも減らすには、金利の安いローンを選ぶこと、頭金を増やし借入金額を減らすこと、返済期間を短くすることです。
とはいえ、それで日々の生活に支障が出てはいけないので、バランスを考えて借入金額等は決定しましょう。

ちなみにこれは一般的な返済方法である元利均等方式での返済で、35年間固定金利として計算しています。
実際には返済方式が変わったり、変動金利を選択したり、ボーナス払いを選択するなどでの条件で、シミュレーションはさらに複雑になります。
必ず自分の考えるローンについてどのくらいの利息になるかはシミュレーションしておきましょう。